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オレを恨んでいるか? 憎んでいるか?
なに、遠慮することはない。オレのせいで殺人鬼だの、死神だの、悪魔だの謂れのないことを言われているんだ、お前は。
お前は孤立している。天涯孤独の身だ。しかも血縁者がいないのにその異常な経歴から施設にすら入れん。そうだろう?
それとも、周りの無知な奴等にありったけの憎悪をぶつけるか? まあ、それも選択肢の一つだな。
あるいはそう呼ばれるのが悲しいか? 哀れか?
泣けばいい、さめざめと。気分がすっきりするぞ?
「い、いやぁ! だ、誰か!」
うん? 路地裏からか?
足を進めてみると……わかりやすい構図だな。嫌がる女子高生を不良が絡んでいる、といった所か……しかし金髪にスキンヘッド……似合わん、醜悪だ。
「……やめろ」
周りから何と言われ、忌み嫌われようと助けを求める奴を放っておけない。まるで正義のヒーローだな。
いや、実際、お前は正義のヒーローだ。感謝こそされても、畏怖や憎しみをぶつけられる筋合いはない。
しかし、その偉業を称えられることは決してない。孤独だな、クククク……